リフォームと建て替えの選択肢は資金や状態で決める事
戸建て住宅にお住いの方の中には、経年劣化による問題が出てしまい、リフォームをするべきか建て替えをするべきかの判断で迷ってしまうことがあります。この判断においては当然ながら潤沢な資金力を持つ方であれば建て替えをすることで新築住宅で生活を送ることができますが、資金力が乏しく年齢も高いという条件ではリフォームで対応をすることで負担を減らせます。住宅の状態で分かれる内容もあり、1982年以前でかなり古い時代に建築された住宅で、尚且つ屋根や外壁が破損しているだけではなく、内装も床が抜け落ちている場合、水回りの設備も全てが旧型の場合では建て替えをした方が安心と快適性を得ることができます。古い時代の住宅ではエコには対応していないことが前提にあるので、新築にすることで光熱費を大幅に引き下げられるメリットもあります。
リフォームで済ませる場合では、耐震性を強化することは必須になり、外壁には重ね張り工法でサイディングを用いる方法、屋内側では内壁の中に断熱材を入れ、フローリングを採用しクロスの張り替えでも問題とならないリフォームは可能です。この範囲では200万円から300万円程度で済ませることができるメリットがあり、同時にユニットバスと対面式キッチン、新しいトイレへと交換をした場合でも用いる機材類のランクを上げれば追加で150万円程度でリフォームを済ませることは不可能ではありません。予算に関しては依頼先となる工務店と十分な打ち合わせを行い、用いる住宅資材屋機材類側の調整等のアドバイスを受けることによって予算内で完成させる可能性は十分にあります。