高気密高断熱にもデメリットはある!

高気密高断熱の住宅は完全に室内と室外の空気の出入りをなくしているので、夏は涼しく冬は暖かく部屋の中で過ごすことができます。冷暖房の効率を良くすることで光熱費の節約、結露の発生を防ぎ家を長持ちさせるなどのメリットがたくさんあります。しかしどんなものでもメリットがあればデメリットがあり、高気密高断熱にも当てはまります。デメリットをしっかり知ったうえで対処すればより一層快適な生活を送ることができます。

高気密高断熱のデメリットの中で一番は、空気の出入りをなくしたことで発生しています。つまり室内のハウスダストが自然に外に出ないことで、そのため健康被害が起こる危険があります。ハウスダストは家の中で発生したちりやごみで、ふとんやカーペット、毛布、ペットの毛の中にたまりダニなどを繁殖させて空中に漂うことになるのです。一般の住宅では空気の出入りがあるので自然に外に出ますが、出入りがないと室内にたまり漂い続けます。

この対策としては換気システムを24時間稼働させることで、ハウスダストを室内から外に排出できます。他にも断熱材を壁の内部に入れる際にできる隙間から外気が入り込むために結露が発生します。壁や窓に結露はできませんが壁の内部に発生するため、住宅の寿命を縮めることに繋がり、対処としては完璧に隙間をなくすことで、経験のある業者に施工を依頼することでなくせることができます。高気密高断熱の施工は一般の住宅よりも費用がかかるのもデメリットですが、優れた手技を持った業者に依頼することで、快適に過ごせる住宅が完成します。

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