エアコンを最適化する注文住宅の設備機器
夏になると気温が30度を超える日が多い地域では、エアコンを完備していることが前提ですが、これから注文住宅を建築する方は、最初からエアコンについての知識を得ておくと後から後悔しない住環境に仕上げることができます。通常の一般家庭用では横幅のある立体的なエアコンを壁面の高い位置に設置をしているものですが、この機種で十分な間取りであれば問題はありませんが、他にも選択肢があります。人気が集まっているエアコンの中には、天井埋め込み型やビルトインエアコンとも呼ばれる機種が該当しています。注文住宅の場合は設計からエアコンの設置場所を決めることができ、天井埋め込み型の場合は従来型の機種とは異なり、冷房を送る方向を自由に設定できるメリットや、カバーできる範囲を広げられるメリットも感じられます。
このメリットによって例えば1階のリビングやダイニング、キッチンなど全体に冷房を送ることを可能にし、最適な位置に取付けをすることで従来型を1台で使うよりも天井埋込式を2台使った方が省エネになる可能性があることもメリットではないでしょうか。天井をフラット化することができ、遮るものが無くなるので照明器具の邪魔にならない機能性、見える位置に設置する従来型のエアコンが無くなることで室内空間をお洒落にすることにも向いています。注文住宅の建築の作業工程の中で、良いタイミングでエアコンの設置を済ませることができるので、後からリフォームをするよりも低料金で導入できます。更にこのタイプは1台の室外機で賄える機種があり、住宅の外周をすっきりとさせることにも最適です。