設計事務所に注文住宅を依頼した場合のスケジュール

注文住宅はオリジナル設計が可能ですから、設計の専門家である設計事務所に依頼する人も多いですが、依頼先によって完成までの期間が変わりますので、スケジュールの調整が必要となります。ハウスメーカーではシステム化したユニット形式の材料を多く使用するため、完成までの期間が短いのが特徴ですが、設計事務所では木造であれば在来工法を採用しますので、完成までの期間は長くかかります。設計事務所の注文住宅は基本設計からはじまり実施設計へと進みますが、詳細が決まった段階で見積書が出されます。設計事務所に依頼した場合には設計と工事監理を行い、施工は業者に発注する形式がとられます。

見積書ができるまでには基本設計から長ければ半年程度はかかりますので、工事に取り掛かるまでにも長い期間を必要とします。工事は建物の規模や形状によって変わりますが4ヶ月から6ヶ月程度かかることが多く、ハウスメーカーとは工期の長さが異なります。最低でも完成までには1年以上の期間をみておく必要がありますので、賃貸に住んでいる場合には引っ越しまでのスケジュールなど確実に組み立てておく必要があります。ハウスメーカーや不動産業者が関係していると仮住まいが提供される場合もありますので、依頼先によってサービスは異なると言えます。

設計事務所で注文住宅を建てるとハウスメーカーでは実現できないプランが作れますが、その分長い期間がかかりますしこだわりすぎると割高になる特徴があります。

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